中国の故事成語「狡兎三窟」から学ぶ 選択肢を持つことは未来に対するリスクヘッジである

勉強

どーも、masukenです。

最近、プログラミングを本格的に始めたmasukenです。

友人にも何でプログラミングを始めたの?と聞かれますが、それは
自分の選択肢を増やすため」であると考えています。

現在僕は半導体エンジニアであり、資産運用をしている投資家でもありますが、
将来のことを考えるとプログラミングを学び、更に自分のできることを増やそうと考えています。

そのように考えているのは、選択肢を持つことは未来に対するリスクヘッジであると考えているからです。

今回は僕がそのように考える理由を中国の故事成語「狡兎三窟」を例にして紹介したいと思います。

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中国の故事成語「狡兎三窟」から学ぶ ※

今回紹介するのは「狡兎三窟」という故事成語です。
これは「戦国策」に記された話であり、斉国の優れた人物である孟嘗君(もうしょうくん)と、
その食客(浪人や客人)であるフウカンの話です。

「狡兎三窟」

優れた人物である孟嘗君は、その優秀さゆえに斉国の王様に才能を妬まれていました。

それに気づいたフウカンは、孟嘗君にこう進言しました。

「狡兎は逃げるための3つの窟(穴のこと)を持つことで死を免れています。

しかし、あなたには自分の領地しか逃げる場所がありません。

そのため、あと2つ逃げるための窟を作りましょう。」

そう言って、フウカンは魏国の王様に孟嘗君を売り込みに行きました。

魏国の王様はその要求を受け入れ、孟嘗君のために魏国のポストを空けておくと約束しました。

その噂を聞いた、斉国の王様は他国に孟嘗君が取られるのを嫌がり、

孟嘗君に斉国での地位を約束しました。

こうして無事に三窟を作った孟嘗君の地位は、長い間安定しました。

出典 「戦国策」

孟嘗君は、上の話にあるようにいざという時に逃げるための穴を3つ用意しておきました。それは

  • 自分の領地
  • 魏国のポスト
  • 斉国での地位

の3つです。つまり孟嘗君は選択肢を3つ持っていたということです。

孟嘗君は、選択肢を複数持つことで未来へのリスクヘッジをしていました。
もし、孟嘗君が何もせず斉国に留まり続けた場合、孟嘗君の才能を妬んでいた斉国の王様によって
殺されてしまう恐れがあったからです。

実際に、孟嘗君が3つの穴を完成させた後に斉国の王様は孟嘗君を再び妬み始めたため
孟嘗君は魏に逃げ込んで宰相として迎えられます。

このように、選択肢を持つことは未来へのリスクヘッジとなるのです。

※参考文献 「稼げる投資家になるための投資の正しい考え方 歴史から学ぶ30の教訓」

予測が難しい未来に向けての生存戦略

未来のことを予測するのは困難です。
特に科学技術が加速度的に発展している現代では未来を予測するのは不可能だと言えます。

そんな社会の中で、生きてゆくためには何が必要なのか、
「狡兎三窟」の故事成語を元にして、将来起こり得るリスクと逃げるための穴を考えてみましょう。

仕事を失うというリスク

今の時代では、将来仕事を失うリスクというのは誰にでも起こり得ることです。
例えば、最近ではAI技術(人工知能や機械学習)の発展により
レジ打ちや事務作業などの機械で代替できる仕事は奪われる可能性があると言われています。

また、企業の不祥事や社会全体の不景気などによりリストラされるリスクも捨て切れません。
実際に、日本を代表する大企業である日産も不祥事による経営不振により
全世界で1万人超のリストラを敢行するとの発表がありました。→ニュースのリンクはこちら

それでは、私たちはどのように3つの逃げるための穴を準備すれば良いのでしょうか?

会社で働いている人は今の職場が1つ目の穴と言えるでしょう。

他の穴はというと、起業すること、転職をすること、副業を始めることなどが候補に上がります。

今からこれらの逃げる穴を作る準備をしておけば、もしリストラや倒産で
1つ目の穴がなくなってしまったとしても、自分でお金を稼ぐ基盤ができていたり、
仕事を見つけるためのスキルを身につけているはずです。

また、この逃げる穴を作る準備は今の仕事にも好影響をもたらします。
なぜならば、逃げる穴があるという精神的な余裕が生まれるからです。

もし、本業の仕事において上司と上手く付き合えていない、仕事が面白くない、となっても、
転職すればいいや、副業を本業にしよう、という選択肢を持つことができます。
そんな選択肢を多く持っている人は、選択肢が一つしかない人よりも精神的余裕を持つことができるはずです。

まとめ

今回は「狡兎三窟」という中国の故事成語から、選択肢を持つことの大切さを学びました。

普段からリスクに対する準備をすることで、いざという時の保険となります。
特に現代は時代の移り変わりが激しく、未来のことは誰にも予測できません。

あなたの将来がどうなるのか、10年後、20年後に世界がどうなっているのか分からないのであれば、
今のうちに将来のための準備をしておく方が良さそうです。

それでは、また。

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